これまで数多くの大会で輝かしい成績を残し、女子スキージャンプ界を牽引する存在として活躍されている高梨沙羅さん。
昔はあどけない感じの素朴な印象でしたが、今ではすっかり綺麗になってそのルックスにも注目を集めています。
また、現在大学院生の高梨沙羅さんは、スキージャンプだけではなく学業の方でもかなり成績優秀なんです。
そこで、高梨沙羅さんが化粧を始めたきっかけや、スキージャンパーとして活躍する一方で優秀な成績を収めている学業について調べてみました。
画像引用)https://www.instagram.com/p/B0VbbUYHPTM/
もくじ
高梨沙羅が化粧を始めたきっかけは?
昔はとても素朴なかわいい女の子という印象だった高梨沙羅さんですが、今ではしっかりメイクをして、グッと大人っぽくなりましたよね。
#高梨沙羅
誰かと思ったよ。 pic.twitter.com/aNrUDv1Dch— gonaka (@gonaka555) October 27, 2019
過去の写真と比べてみると一目瞭然!
女子力上がってますね!
高梨沙羅さんがメイクをようになったのは19~20歳頃のタイミングで、周囲から「みだしなみを意識してみては?」とアドバイスを受けたのがきっかけでした。
最初は大学の先輩たちのメイクを真似することで覚えていったんだそうですよ。
そして、2016年に資生堂の日焼け止め「アネッサ」とスポンサー契約を結んだことでさらにメイクに対して意識をするようになったという高梨沙羅さん。
資生堂「アネッサ」がスキージャンプの高梨沙羅のスポンサーに https://t.co/gjjMuP2UPy pic.twitter.com/5fYJc6ub4W
— WWDJAPAN (@wwd_jp) August 26, 2016
実は、資生堂とスポンサー契約を結んだことにより「資生堂の広告塔として日焼けはNG」ということになったそうなのですが、スキー場は雪面からの照り返しで冬でも日焼けしてしまうため、お肌を守るための基礎化粧品が欠かせなくなり、その結果、より一層メイクに目覚めていったのだそうです。
スキー場を主戦場とする高梨沙羅さんに「日焼けNG」は少し厳しいのでは?とも思いましたが、それにより紫外線からお肌を守ることを意識するようになり基礎化粧品にも目を向けるようになったのは、綺麗なお肌を保つためも良かったのかもしれませんね。
「高梨沙羅さん、さらに美しくなる」が話題に pic.twitter.com/LRimrXQSiE
— たかちゃん☆ (@takachanman259) October 27, 2019
メイク方法については、いろいろな人を見て参考にしているそうなのですが、ものまねメイクで有名なざわちんさんをお手本にされているとお話されてたことも。
2017年2月放送の「スポーツLIFE HERO‘S 」に出演された際にも「ざわちんさんは本当にすごい方だと思うので、ブログをよく拝見させていただいています」と、コメントされています。
また、太い並行眉や濃いアイライン、ぷっくりした涙袋が特徴と言われる韓国発の「オルチャンメイク」を参考にしているのでは?とも言われており、韓国の一部マスコミでは、美しきジャンパー「美女鳥(ミニョセ)」と呼ばれ注目を集めていたようです。
高梨沙羅選手、垢抜けて
バリ美人になっててびびった!すごい pic.twitter.com/Q3B7PFtJV7— らむたんは永遠の3才なのだ (@Zzz_dmsk) February 12, 2020
メイクをするようになってすっかり綺麗なお姉さんになった高梨沙羅さん。
メイク方法を習いたいと思っている人もいるようですね。
たまにテレビで見かける高梨沙羅さんの化粧がステキなので習いたいっていつも思う。戦う女性のメイクだなって思う。
— 北丸@時短昼行灯 (@kitamaru) January 15, 2019
スキージャンプ⛷の高梨沙羅ちゃんがまた更に綺麗になった気がする。
彼女は若い頃から活躍しているので、そのメイク技術の向上っぷりは全国民に周知されている。
YouTubeでメイク動画アップしたら凄い再生数になりそう。もしくはメイク本(DVD付き)出したらバカ売れしそうだ。(めっちゃ褒めている)— kawa (@kawa9945) January 13, 2019
競技をする上でも、「メイクをするとスイッチが入る」という高梨沙羅さん。
メイクがモチベーションの一つにもなっているようです。
あまりに綺麗になったことで、整形を疑う声やアスリートらしくないといった批判の声もあるようですが、25歳の女の子ですし、これからもメイクを楽しんでアスリートとしても一人の女性としても磨きをかけていってほしいなと思います。
実は頭がめっちゃいい!
幼い頃からスキージャンプを始め、日々の練習や各大会への遠征などスキージャンプ優先の生活を送ってこられた高梨沙羅さんですが、実は学業の方でもとても成績優秀なんです。
中学卒業後は、「海外の大会などで周りの外国人選手とコミュニケーションがとれたら」という理由から、北海道旭川市にあるグレースマウンテンインターナショナルスクールに進学された高梨沙羅さん。
同校で3年間高校生活を送るのかと思いきや、入学してからすぐに「高校卒業程度認定試験(旧大検)」に向けて勉強に取り組みました。
この時ばかりはスキージャンプよりも勉強を優先させたという高梨沙羅さん。
なんと1日12時間にも及ぶ勉強をされていたんだそうです。
同試験の受験科目は8~10科目あり、一度の試験では全ての科目に合格できない受験者も少なくないそうで、2回目、3回目と挑戦される人がいる中、高梨沙羅さんは入学からわずか4か月後の8月に行われた試験1回で全ての科目に合格したのです!
その名の通り、高校卒業程度の学力があることを認定する試験ですから、4ヶ月の間に高校3年間で学ぶべきことを習得されたということになります。
1日12時間の猛勉強に励んだとは言え、なかなかできることではないですよね。
これだけでも十分凄いことなのですが、さらに凄いのは、17歳の時に日本体育大学の飛び級入試に合格していることです。
高梨沙羅さんの学校選びとなる基準は、「スキージャンプの練習のために時間を有効活用し、必要な知識を学べるかどうか」ということだったといいます。
そういった理由から、最先端の技術を学べる日本体育大学に進学することに決めたのだそうです。
18歳になるのを待たずに飛び級入試に挑戦されたのも「目指すべき目標のために時間を無駄にしたくない」という理由からだったそう。
ちなみに、大学構内で高梨沙羅さんの姿をあまり見かけないといったことから「中退したのでは?」との噂もあったようですが、オンラインでの受講が主だったようで、2018年3月に卒業されています。
高校入学からわずか4ヶ月の間に3年間で学ぶべき学業を修了し、17歳で大学の飛び級入試に合格している高梨沙羅さん。
各大会出場で多忙を極め勉強がおろそかになってしまってもおかしくない状況だったにもかかわらず、学業でも優秀な成績を残しているのですから、まさに文武両道と言えますね。
現在は大学院で医学研究科?
高梨沙羅さんは、2020年10月1日に弘前大学大学院の医学研究科に入学されたことを公表されています。
スキージャンプ高梨沙羅さん、弘前大大学院生に https://t.co/fPj5QYS58k pic.twitter.com/rO0ikpOTFs
— 東奥日報(青森) (@toonippo) November 13, 2020
社会医学講座に在籍しスポーツ医学研究を中心に取り組まれているそうで、怪我の予防やリハビリテーションなどについて勉強されているそう。
人や物の動きをデジタルデータ化して、スポーツ選手の動きを解析する「モーションキャプチャー」を用いて筋肉量や姿勢などの分析にも力を入れているそうで、こうした研究により、2022年開催予定の北京冬季オリンピックに向けて競技力アップに繋げていきたいという思いがあるようです。
髙梨沙羅選手
お誕生日おめでとうございます㊗️
オリンピックシーズンでもあるし今シーズンも熱い戦いを期待してます。
北京五輪は金メダル獲ってほしいね。#髙梨沙羅 #高梨沙羅#ノルディックスキー#スキージャンプ pic.twitter.com/RIqCNkEucB— ギブネス (@foglamp_6637) October 8, 2021
同講座では、これまでも柔道の古賀稔彦選手、スピードスケートの清水宏保選手、アーチェリーの山本博選手など五輪メダリストが在籍されており、皆さん医学博士号を取得されています。
スキージャンプ選手の在籍は高梨沙羅さんが初めてのようですが、高梨沙羅さんも諸先輩方同様、医学博士号取得を視野に入れていると言われているそうです。
競技生活の方で忙しいことからオンラインでの受講が中心となっているそうですが、幼い頃から培ってきたスキージャンプの技術に加え、スポーツ医学といった科学的な知識を得ることでさらなる進化を目指している高梨沙羅さん。
2022年の北京冬季オリンピックに期待が高まりますね。
高梨沙羅 プロフィール
名前:高梨沙羅(たかなし さら)
生年月日:1996年10月8日
出身地:北海道上川郡上川町
身長:152cm
血液型:A型
所属クラブ:クラレ
北海道で生まれ育った高梨沙羅さんは、幼い頃から雪山で遊び、スノースポーツに親しんできました。
そんな中、一緒に遊んでいた友達が小さなコブを飛んでいるのを見て、「私もやってみたい!」と思ったことがきっかけとなり、8歳からスキージャンプを始めるようになりました。
高梨沙羅さんがスキージャンプを習っていたのは、元スキージャンプ選手だったというお父さんがコーチを務める地元の少年団でした。
指導者としてのお父さんはとても厳しかったそうで、「できなかったらやめろ!」と言われる日々だったそうですがが、負けず嫌いの高梨沙羅さんは「やります!」と言って、食らいついていったんだそうですよ。
髙梨沙羅選手
お誕生日おめでとうございます㊗️
オリンピックシーズンでもあるし今シーズンも熱い戦いを期待してます。
北京五輪は金メダル獲ってほしいね。#髙梨沙羅 #高梨沙羅#ノルディックスキー#スキージャンプ pic.twitter.com/RIqCNkEucB— ギブネス (@foglamp_6637) October 8, 2021
高梨沙羅さんというと、どうしてもスキージャンプ一色というイメージがありますが、小学生の頃にはピアノやバレエも習っていたんだそうです。
スキージャンプでは転倒による怪我も少なくありませんが、バレエを習っていたことで体が柔らかくなっていた高梨沙羅さんは、転倒による怪我はほとんどなかったんだそう。
こうして日々厳しい練習に励んでいった高梨沙羅さんは、14歳の時に、オーストリアで行われたコンチネンタルカップで初優勝に輝き、同時に女子選手史上最年少優勝という快挙を成し遂げたのです。
2017年にはスキー界で最も権威ある賞の一つと言われる「ホルメンコーレン・メダル」を受賞されている高梨沙羅さん。
2021年には、ワールドカップで男女歴代最多の60勝、男女歴代最多の表彰台109回の実績がギネス世界記録に認定されました!
認定式では、二つの盾を手にして「もっと記録を伸ばしたいと思うし、それにふさわしい実力をつけていかなければいけないと思った」と、さらに意欲を高めていました。
2022年には北京冬季オリンピックでの活躍が期待されますが、実は意外にも、10代の頃から引退後の生活について考えているんだそう。
実は10代のころから、引退後の生活について考えています(笑)。やめた後、自分が今までやってきたことをどう生かすか。せっかくこれまでスポーツをしてきたのですから、それを子どもたちのために役立てたい。女子スキージャンプという競技を浸透させるためのバックアップをしていきたいと思います。
引用)https://dot.asahi.com/aera/2019081500028.html?page=3
女子スキージャンプ界の未来のために後進の育成についても考えており、そのためにも「自分もスキージャンプをやりたい!」と思ってもらえるようなパフォーマンスを見せていきたいと、さらなる高みを目指します。
高梨沙羅さんの今後の活躍に、ますます期待が高まりますね!
まとめ
女子スキージャンプ選手として世界で活躍されている高梨沙羅さんは、メイクをするようになってからは、綺麗になったそのルックスでも注目を集めるようになりました。
また、トップアスリートとして活躍する一方で学業にもきちんと励み、高校入学からわずか4ヶ月で高校卒業程度認定試験に合格するなど挙を成し遂げ、現在は大学院生として、今後のさらなる活躍に繋げるべく、スポーツ医学を学んでいることが分かりました。
文武両道である上に女性としての美しさにも磨きがかかった高梨沙羅さんから、今後も目が離せそうにありません。
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