画像引用)https://www.instagram.com/p/CJpb2pInigA/
個性派女優として、多くの作品に出演したきた女優の江口のりこさん。
出演作品の中で、記憶に残ったのは半沢直樹での役という人も多いのではないでしょうか。
半沢直樹の放送終了後も、多くの作品に引っ張りだこ!
そんな江口のりこさんは、下積み時代に苦労していたことが判明しました。
女優になるまで、どんな経験をされてきたのでしょうか。
この記事では、江口のりこさんの代表作や下積み時代についてまとめています!
もくじ
江口のりこと言えば半沢直樹
江口のりこさんと言えば、過去にもドラマに出演していましたが、ブレイクのきっかけとなったのは『半沢直樹』。
この作品では、国土交通大臣の白井亜希子役を演じていました。
江口のりこさんと聞いて真っ先に『半沢直樹』の白井大臣を思い浮かんだ人は自分だけでないはず( *´艸`) pic.twitter.com/byLM3POJCr
— サトえもん@趣味垢 (@LOVE_HOTARUMARU) November 5, 2020
この役がかなり強烈なインパクトを与えた、江口のりこさんが注目されるように!
これまで人気だったのが、さらに一気に大ブレークとなりました。
江口のりこさんは、半沢直樹でブレイクしたといっても芸歴は約20年。
多くの映画やドラマに出演して、シリアスな役からコミカルな役柄まで、多くの作品で活躍。
半沢直樹に出てた江口のりこさん、映画あさひなぐで寿慶さんの役やってくれたのよ!元々良い役者さんだと思ってて、候補に上がった時に是非この人にと私が推したのよ!!(ドヤドヤのドヤ)なぎなた指導の方が、初めてとは思えないほど動きが美しかったと仰ってましたね。 pic.twitter.com/D7XpFAwNxZ
— こざき亜衣 (@kozaki_ai) September 27, 2020
オールマイティな役者として、有名となりました。
江口のりこさんの魅力は、どの役もリアルな人間であること。
出演時間が短くても、強く印象に残るクセや毒気のある強い役が印象的だと思います。
現在ドラマで引っ張りだこ
『半沢直樹』の放送終了後も、多くのドラマで活躍しています。
- キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木(2020年) – 木村ともこ 役
- #リモラブ 〜普通の恋は邪道〜(2020年 – 富近ゆり 役
- その女、ジルバ(2021年)- 浜田スミレ 役
- 俺の家の話(2021年) – 長田舞 役
- ソロ活女子のススメ(2021年4月) – 主演・五月女恵 役
江口のりこさんは役を演じる際、役作りは特にしないと話していました。
ギリギリに起きてTVerで先週の『その女、ジルバ』見てるんやけど、江口のりこさんの見せ場多くてめっちゃよい。泣 pic.twitter.com/eZGZOqLdAL
— saki bd (@blissfullydeadx) March 6, 2021
演じる役の職業で不明なことは調べたりするものの、自分の中で細かく作り込んでしまうと、現場の指示に素直に従えなくなるそうです。
それを避けるために、あえて役作りは特にしていないとか。
また、劇団の経験も長い江口のりこさん。
どんなことがあっても臨機応変に対応できるように、とにかくセリフだけは頭にしっかり叩き込むことを心がけていると話していました。
自身の演技力については、スタッフさんの力量が大きいたそうです。
美術セットやメイク、衣装などによって、その役に見えるように作ってもらっているだけ、ともコメント。
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お芝居は、日々勉強であるものの一生続けたいくらい楽しいとも話していました。
98歳になって元気な時でも役者をやりたいそうです。
江口のりこさんが人気の理由は、あえて役作りをしないことで、どんな役柄にもなれる技術を持っているかもしれませんね!
下積み時代は極貧だった?
江口のりこさんが、演技の仕事に注目したのは中学生の時。
「将来、演技の仕事をするにはどうしたらいいんだろう?」と考えたとき、劇団に入ることを決意しました。
気になる劇団や劇作家さんの作品をチェックする生活を送り、その中で目に留まったのが柄本明さん率いる、劇団東京乾電池。
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江口のりこさんは熱い舞台が苦手だったそうですが、劇団乾電池にはそういった押しつけがましいところがなく、入団を決意。
研究生になり、上京。
そこで最初にしたことは仕事を探すことでした。
家賃を節約するために住み込みで働ける新聞販売店に面接に行き、採用が決定。
そこは、従業員用のアパートで生活しながら、新聞を配達する仕事でした。
朝の4時に起き専売所に向かい、配達へ。
そして6時半頃に戻り、午後2時くらいまで寝て、2時半にまた専売所に行くというサイクル。
5時過ぎに夕刊を配り終えて専売所に戻ると、お弁当が用意されているものの有料。
江口のりこさんはそのお金を払うのがもったいなかったため、お弁当は食べずに朝の残りをちょっとだけもらって帰っていたそうです。
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その仕事と並行して、劇団の授業もありました。
月曜と木曜の週2回で夜6時から9時までの授業。
授業があると分かっている日は早めに夕刊を配り、そのまま稽古場へ向かう日も!
こういった職種とアルバイトは並行するのが難しいと言われ偏りがちですが、江口のりこさんは自分のペースで両立していました。
新聞配達の仕事は1年続け、そのタイミングで正式な劇団員に。
お芝居に専念するため、お芝居1本に絞ることを決意しました。
そうなると劇団の仕事に穴をあけるわけにはいかないので、時間に制約のない1日限りの交通量調査の仕事を受けることも。
やはり定期的なバイトを入れてしまうと、急なオーディションに対応できなくなってしまうのが現実ですよね。
こういった生活をしていくと、徐々にアパートのグレードも少しずつアップ。
新聞配達の後に住んだアパートは、風呂なし3畳一間で2万7000円。
この家に5年間くらい住み、お風呂付きの6畳間へ引っ越し自炊もするようになったそうです。
ガスコンロも2口あり、この頃ようやく自炊するようになりました。それまでは菓子パンとかかじっていたそうです。
19歳で上京し劇団に入り、現在も籍を置いている江口のりこさん。
女優として食べていけるか不安になったことは一度もないそうです。
他の仕事はしないと決めていたこともあり、やると決めたらやる性格なのかもしれませんね!
江口のりこプロフィール
今回の半沢では江口のりこの凄さを再認識。なんすかこの最後の表情。出来ないよ普通。 #半沢直樹 pic.twitter.com/o1uoORq7qE
— マケマケ(金田) (@k66_1971) September 27, 2020
- 名前:江口 のりこ
- 本名 :江口 徳子(えぐち とくこ)
- 生年月日:1980年4月28日
- 出身地:兵庫県
- 所属劇団:劇団東京乾電池
- 事務所:ノックアウト
兄2人、江口のりこさんと一卵性双生児の姉、妹の5人兄弟。
江口のりこさんは、4番目の次女として誕生しました。
高校には進学せず、最終学歴は中学校。
高校に進学しなかった理由は、自分のなかに「もうこれ以上勉強したくない」という気持ちがあったため。
1番上の兄も高校に進まずに働いていたこと、父も「行きたくないなら行かなくてもいい」という考えだったため、中学卒業後に社会へ出ました。
他にも、経済的にも余裕がなく、お小遣いがなかった時代。
中学を卒業してすぐ働けば自分の好きなことが出来ると思ったことが大きいそうです。
アルバイトについては、長く続いても2カ月。
最短で1日で辞めたやつもあると話していました。
アルバイト生活を送りながら、神戸市の映画館で映画女優を志すように。
当時ファンだった岩松了さんが、かつて所属していた劇団東京乾電池のオーディションを受け、1999年に研究生となります。
2000年に入団したものの、上京した頃は所持金が2万円のみ。
すぐに住み込みの新聞配達の仕事を始め、2002年に『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』にて映画デビュー。
#半沢直樹
ここで江口のりこ! 今の邦画界に欠かせない名女優さんだけど、半沢直樹出演で一気に知名度あがるなあ。 pic.twitter.com/ShkJDAOETb— 銀色のファクシミリ (@Iin5cjYdKrAm26D) August 9, 2020
2004年、タナダユキ監督の『月とチェリー』では主演に抜擢されました。
2021年4月、期放送のテレビ東京『ソロ活女子のススメ』で民放の連続ドラマ初主演を果たしました。
女優をしていることに対して、家族の反応は結構ドライだったようです。
母親からは「この前のドラマ観たよ」と特に連絡をもらったこともなく、兄弟もそれそれ忙しいようです。
仕事をしていて楽しいなと思うとき、好きな役者さんや監督さんとご一緒できている時という江口のりこさん。
「この人がいるから今日は楽しいな」とか「観る人が喜んでくれるから頑張ろう」とか、そんな思いを胸に女優業を続けていると話していました。
まとめ
個性派女優として、多くの作品に出演したきた女優の江口のりこさん。
出演作品の中で、記憶に残ったのは半沢直樹での役という人も多いのではないでしょうか。
半沢直樹の放送終了後も、多くの作品に引っ張りだこ!
また過去にも多くの作品に出演していました。
そんな江口のりこさんは、下積み時代に苦労していたことが判明。
所持金が2万円ながらも新聞配達と研究生とうまく両立。
入った劇団には現在も籍を置いて、個性派女優として活躍するようになりました!
役作りをせず挑むことも魅力なのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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