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おちょやんのかめさんは隠れ朝ドラ女王?過去の9作に出演!

おちょやん かめさん

画像引用)https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1343334599485775880/photo/1

現在放送中のNHK朝ドラ「おちょやん」が絶好調ですね。
上方女優・浪花千栄子さんをモデルにし、主演は杉咲花さんが竹井千代役を演じています。

そんな中、今注目されているのが芝居小屋「岡安」の女中頭・かめ役を演じている楠見薫(くすみかおる)さん。

朝ドラ出演は常連で、関西ではとても有名な方なんですよ。

それではおちょやんのかめさん役、楠見薫さんについて詳しく調べてみました!

おちょやんのかめさん

NHK朝ドラ「おちょやん」に出演中の楠見薫さん。
今までの朝ドラでも見たことがある!という方も多いのではないでしょうか。

楠見薫さんといえば、大阪で制作されている朝ドラでは常連の女優さん。
今回もおちょやんに出演している!と話題になっているんですよ。

今回のおちょやんで楠見薫さんは、主人公の竹井千代(杉咲花さん)が働くことになる大阪の道頓堀にある芝居茶屋「岡安」(おかやす)の女中頭・かめ役を演じています。

岡安にやってきた千代に掃除・洗濯などの仕事を一から叩き込むのがかめ。
最初は千代に仕事を教えるつもりがなかったかめですが、千代から「おかめさん」と呼ばれたことで厳しく仕事を教えるようになりました。

かなり厳しい振舞いなので、初めて見た方は「怖い!」と感じるかもしれません。

ですがこのように愛嬌があったりおっちょこちょいな部分があったりと、とても可愛らしい女性なんですよ。

岡安の台所を仕切っているのももちろんかめです。
かめは台所に「かめ壺」というおやつを入れる壺を隠しています。そこにあるおやつを食べるのがかめの楽しみなのですが、そういう仕草もとても可愛らしいですよね。

最初はいじわるで、「何この人!」とマイナスなイメージを持つ方も多いと思います。
ですが見ていくうちに千代に対する愛情も出てきているように感じ、その心境の変化を上手に演じているのがまさに楠見薫さんの演技力です。

今回も楠見薫さんが朝ドラに出演しているので、ファンの方はとても喜んでいるほど。
それだけ楠見薫さんは朝ドラ界で注目を浴びているんです。

ではそんな楠見薫さん、実は朝ドラ女王と呼ばれているので見ていきましょう。

楠見薫さんは隠れ朝ドラ女王

楠見薫さんのことをご存知の方は、何度か朝ドラで見かけたことがあるからではないでしょうか。

実は「裏・朝ドラ女王」とも呼ばれていて、なんとおちょやんへの出演で朝ドラ9作目なんです!!

俳優さんとしてはNHKの朝ドラに出ることを目標にされている方もたくさんいらっしゃいますよね。
そんな中、9作品に出演するとは本当にすごいことなのです。

現在53歳の楠見薫さん。
NHKの朝ドラは東京制作、大阪制作と交互に作品が作られているのですが、楠見薫さんはその大阪制作では欠かせない女優さんとなっています。

では出演作品を見ていきましょう。

<楠見薫さんの朝ドラ出演作品>

①ふたりっ子(1996年)
②芋たこなんきん(2006年)
③ウェルかめ(2009年) 小竹喜美子 役
④ごちそうさん(2014年) 諸岡キヨ 役
⑤マッサン(2015年) 斉藤先生 役
⑥あさが来た(2015年 – 2016年) かの 役
⑦わろてんか(2017年) 女中頭・スミ 役
⑧スカーレット(2020年) 日高れい子 役
⑨おちょやん(2020年 – 2021年) 女中頭・かめ 役

見てみると、2014年からほとんど毎年のように出演することが分かります。
すごいですね~。

この9作品の中、 楠見薫さんが圧倒的に存在感を現した作品はこの3作品です。

④ごちそうさん(2014年) 諸岡キヨ 役

主人公の娘・ふ久(松浦唯さん)が恋した野球部のピッチャー、諸岡弘士(中山義紘さん)の母親役を演じました。

出演の出番がものすごく多かったわけではありませんが、ふ久と弘士の結婚が決まると涙を流して喜ぶという存在感がとても大きい役でしたね。

ここから徐々に楠見薫さんが注目されていったように感じます。

⑤マッサン(2015年) 斉藤先生 役

主人公夫妻の養女であるエマの小学校の学級担任として出演しました。

この時も出番が多い!というわけではなかったのですが、ごちそうさんの諸岡のお母さんがまた出ている!ということでとても話題になったんですよ。

⑥あさが来た(2015年 – 2016年) かの 役

そして注目を集めたのは、このあさが来たのかの役です。

ヒロインであるあさ(波瑠さん)が嫁いだ加野屋で女中頭をしているのがかのです。
こちらの絵のように目を大きく見開く演技がとても話題になり、一見怖い人なのかと思ったら「ほんに~」と優しい相槌を打ったり。

この「ほんに~」が大変話題になり、この相槌で楠見薫さんのことを知り注目し始めた方も多いと思います。

厳しいのに優しくて可愛らしいところがある!というのが 楠見薫さんにはぴったりの役なのかもしれませんね。

そして翌年のわろてんかでも女中頭・スミ役を演じ、スカーレット、おちょやんと次々と出演を重ねています。

どれも出番が多いというわけではないのですが、とても存在感があり重要な役どころです。

出演を重ねるごとに、「あ!また楠見薫さんが出ている!」と喜んでいるファンの方もとても多いんですよ。

徐々に朝ドラには欠かせない存在となり、これだけ起用が続いているのは圧倒的な演技力や存在感があるからなのではないでしょうか。

楠見薫 プロフィール

では改めて、 楠見薫さんのプロフィールを見ていきましょう。

名前・ 楠見 薫(くすみかおる)
生年月日・1967年6月19日 現在53歳
出身地・和歌山県和歌山市
血液型・B型
身長・163cm

楠見薫さんは元劇団「遊気舎」に所属していました。
大学の先輩にスカウトされて 遊気舎に入ったということですが、その時点で女優として輝かしいものがあったのかもしれません。

そこで女優としての力を磨き、1989年~2001年まで遊気舎の看板女優として活躍されていたんですよ。

その中で1997年に放送された「青春トライ’97」で 嶋祐子役を演じドラマデビュー。

そこからはNHKの朝ドラを始め、科捜研の女シリーズ(2017年~2019年)や京都地検の女などのドラマに出演を重ねています。

今では専ら朝ドラ出演がメインになっていますが、ドラマや映画など多数の作品に出演しています。

そんな楠見薫さんの夫は、演出家、劇作家、俳優としsて活躍している後藤ひろひとさん。

後藤ひろひとさんとの出会いはまさに劇団「遊気舎」。
2年先輩として所属していたのが後藤ひろひとさんで、そこから結婚につながっていったそうです。

二人の間にお子さんがいるかは分かりませんでしたが、夫婦揃って芸能界、演技の世界で大活躍されているのは本当に素晴らしいことですよね。

さらに実は、楠見薫さんの姪っ子さんは女優の江口千夏さん。
映画「リバース・エッジ」などにも出演し、現在も活躍されている女優さんなんですよ。

親族に演技に関わる方がいらっしゃるというのは、心強いですよね。

そんな楠見薫さん、2008年にはご自身の劇団「タニマチ金魚」も立ち上げています。

このように楠見薫さんは関西地方を中心に、とても有名な女優さんなんですよ。
これからの朝ドラやドラマ、映画の出演もとても楽しみですね。

まとめ

以上、朝ドラ女王と呼ばれる楠見薫さんについて調べてみました。

ここまでたくさんの朝ドラに出演し、存在感を残している女優さんはいません。
もはや朝ドラを見る=楠見薫さんがどこに出演しているか楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

これからも朝ドラの出演を続け、真の朝ドラ女優さんになってほしいですね!
これからの活躍も期待しています。