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豊田議員の現在は?「このハゲ~!」騒動の真実は?

豊田真由子元議員

豊田議員と検索すると「豊田議員 違うだろ」や「豊田真由子 このハゲー」と検索候補が出てきますよね。
議員当時の秘書がボイスレコーダーで録音した内容がすごいものだったため、当時のニュースは豊田議員の暴言で埋め尽くされていましたよね。

その事件から数年、豊田議員をワイドショーなどで見かけるようになりましたが、豊田議員って実はすごく賢い人だったんですね。
今回は、暴言騒動と現在の豊田真由子さん、ネットでの評判などを詳しく調べてみました。

豊田議員の「このハゲ~!」騒動とは

2017年6月、男性秘書への暴言で世の中の多くの人々から大バッシングを受けた元衆議院議員の豊田真由子さん。
その暴言内容を録音した音声も多くの情報番組で取り上げられ、そのうちの一つが「このハゲ~!」でした。
その後、不起訴処分となったものの障害と暴行の疑いで書類送検となった豊田真由子元議員。
そもそも暴言のきっかけとなったのは何だったのかというと、被害に遭った男性秘書が豊田元議員の支援者へ送るバースデーカードの宛名を書き間違えたこと。それに激高し、暴言を吐くに至ったわけです。
確かに宛名を書き間違えるというのは、秘書の仕事として注意を受けるのは仕方がないことだと思います。
しかし、録音音声から聞こえてきたものは、「このハゲ~!」の他にも、「ち~が~う~だ~ろっ!」「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!」など仕事に対する注意という範疇をはるかに超えた数々の汚い言葉でした。


こんなに怖い顔で怒鳴られては、次から気を付けようという思いよりもただ単純に恐怖しか感じませんよね。
そして、暴言の数々が連日報道されると、その責任を取り自ら自民党を離党することになった豊田元議員。それ以降、表舞台に姿を見せることはなくなったのです。
言葉により人を傷つけ、そしてその言葉により自らも転落していったというこの騒動。
「このハゲ~!」が、皮肉にも2017年の流行語大賞にも選ばれるなど、世間を騒がせた事件としていまだに記憶に新しい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

当時を振り返って、「パニック状態で記憶が定かではない」と言っています。
というのも、議員になった当時、

議員となって以降も、早朝の駅に立ってから、電車に乗って国会へ。国会で質問をして、党の政策会合で議論を重ね、夜は毎日地元に戻る。いくつも会合を掛け持ちして、出席者全員にお酌をして回り、じっくりお話を伺いました。夜中に家に帰って、翌日の資料を読み込む。毎日2、3時間の睡眠でしたが、自分はそうやって認めていってもらうしかないのだと、思っていました。

ただ、今思うと当時は身体も心も疲弊し、もはや限界だったのだろうと思います。とことんまでやり遂げないと気が済まない、少しも手を抜くことができない私の未熟さが、自分も周りの人たちをも追い詰めることになっていたのかもしれません。

必死で積み重ねてきた地元の方々との信頼関係がことごとく壊されていくという恐怖から、パニック状態に陥っていたのだと思います。報道された録音を聞くと確かに自分の声なのですが、あんなことを言ってしまっていたとは……。何を言っても遅いのですが、本当に申し訳ないことをしたと、ただ猛省しています。
引用)https://fujinkoron.jp/articles/-/2072

精神的に追い詰められての暴言騒動だったのですね。

豊田議員の現在は?

騒動から3年が経った2020年、今世界中で取り上げられているのが新型コロナウイルス感染拡大に関するニュースです。
日本では、4月に政府による緊急事態宣言が発令され、世界ではロックダウン(都市封鎖)が発令されるなど連日報道されている中、お昼の情報番組『バイキング』にコメンテーターとして出演され話題になったのが、豊田真由子元衆議院議員です。


騒動の時のキツイ印象とは打って変わって、優しく可愛らしいイメージの豊田元議員。
とても同じ人とは思えませんよね。メイクや髪型でこんなに変わるものなんですね。
コメンテーターとして転身を遂げた豊田元議員。もちろん、外見の変化だけでなく、分かりやすい解説も高評価を得ています。
実は豊田元議員、ハーバード大学へ留学していた経験があり、そこで公衆衛生学の修士号を取得しています。
2009年の新型インフルエンザ流行時には、厚生労働省の調整実務担当者として対応されており感染症に対する取り組みを経験されているんです。
新型コロナウイルスについても、膨大な資料をもとに勉強されて得た知識を分かりやすく解説されていました。
情報番組では、多くの専門家の方たちを招いて感染対策について解説しているわけですが、その知識について、何も分からない私たち素人にいかに分かりやすく説明をするかということが求められます。
専門家の方にオファーをしても、テレビカメラの前でうまく説明すること対する不安から断られてしまうケースもあるのだとか。
そんな中、『バイキング』のプロデューサーが注目したのが、豊田元議員がコロナウイルス感染に不安を抱く友人宛に送ったメールだったといいます。
そのメールには、医療にまったく詳しくない私たち素人にも分かりやすく、さらに感染に対する不安を取り除く配慮までされているという内容だったそうです。
さらに、これまで人前で話すことを何度となく経験されてきたということからオファーをされたといいます。
テレビ番組の限られた時間の中で、膨大な情報の中から重要なことをいかに簡潔に伝えるかを本番直前まで練り上げているという豊田元議員。
大変な勉強家であり努力家であることがうかがえるのではないでしょうか。
今後もコメンテーターとして情報番組を中心に、優しく分かりやすい解説でお目にかかることを期待したいですね。

ネットでの豊田議員の評価

コメンテーターとしてテレビ番組に出演されると、Twitterではその解説の分かりやすさを評価し応援する声もありました。


また、豊田元議員の一生懸命さを評価する声も上がっています。


しかし、やはりまだ暴言騒動による印象が根強く残っていることは否定できません。


騒動当時の秘書の方に対するパワハラと受け取られてしまっても仕方がない暴言の数々が多くの人々の記憶に残り、イメージチェンジをしてテレビ番組に出演しても、人を傷つけた人間がなぜ何事もなかったかのようにテレビ番組に出演できるのかという評価があるのも現実です。
一度与えてしまった印象を覆すというのは本当に大変なことで、これからも批判を受けることは避けられないのかもしれません。
しかし、解説の分かりやすさや一生懸命さを見て、自らの失敗により一度はどん底まで落ちながらやり直そうとしている豊田元議員を応援する声も少なからずあるようです。
今後、その評価がどのように変化していくのか注目したいところです。

豊田議員のプロフィール

1974年10月10日、千葉県船橋市に生まれた豊田真由子さん。
桜蔭中学校、桜蔭高等学校を卒業後、東京大学に進学します。
1997年、東京大学を卒業後、厚生省(現・厚生労働省)に入省。
2000年にハーバード大学大学院に留学し、公衆衛生学を学び修士号を取得しました。
2003年より金融庁で勤務。
2007年からは、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部に一等書記官として赴任。
2012年12月、第46回衆議院議員総選挙に埼玉県第4区から自由民主党公認で出馬し初当選を果たします。
2014年、第47回衆議院議員総選挙で再選を果たし、内閣府大臣政務官・文部科学大臣政務官・復興大臣政務官に就任。
2017年6月、秘書への暴言と暴力が報じられ、その責任を取って自由民主党を自ら離党。
2020年よりコメンテーターとしてテレビ番組に出演。

まとめ

ワイドショー番組のコメンテーターとして出演されている姿を見ると、あの暴言を言った人だとは思えないぐらい声のトーンも小さく話し方も丁寧ですよね。
それでも、あの暴言が印象に残りすぎて今でもバッシングは受けてしまうようですが、議員の経験と公衆衛生学の専門家としてこれからも負けずに活躍してほしいですね!

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