性暴力事件で連日メディアを騒がせていた伊藤詩織さん。
彼女の職業はジャーナリスト。
ジャーナリストとしての生きざまを見せてくれました。
また、その美貌を活かしてモデルという肩書きもあるようですし、映像作家としての一面も。
才色兼備の伊藤詩織さんについて紹介していきます!
もくじ
伊藤詩織さんの職業は?
性暴力事件で有名になりすぎた伊藤詩織さん。
当時、その職業はジャーナリストと紹介されていました。
ジャーナリストとして成功するために、相談に乗ってもらった方とあの事件が起こるわけですが、それだけジャーナリストとしての仕事に賭けていた思いが伝わります。
ジャーナリストを簡単に説明しますと、新聞、雑誌などのメディアに報道用の記事や素材を提供する職業。
伊藤詩織さんの場合は、海外への留学経験もあり、海外で活躍したいと思っていたようですね。
女としてバカにされたくない、女でも仕事が出来るんだ。
そういった女性ならではの熱い闘志が、彼女には人一倍あったのだと思います。
それなのに女だからこそ性暴力を受けてしまった。
そういった一連の流れに、女性たちは伊藤詩織さんに注目しました。
時代は令和。
事件が起こったのは平成ですが、いつまでたっても女性の性暴力被害は減りません。
そこを提起した伊藤詩織さんは、まさにジャーナリストとしての使命を忘れてはいなかったわけです。
また、伊藤詩織さんはジャーナリストの他に映像作家としての肩書も持っています。
映像作家としては、国際的メディアコンクール「New York Festivals 2018」2部門銀賞を受賞しています。
また自身の著者「Black Box」では第7回自由報道協会賞大賞を受賞。
才女であることが分かります。
それだけにとどまらず、9歳の頃からモデルとしても活躍していました。
頭が良くて、仕事ができ、その上美貌も持っているなんて、まさに女性が憧れる女性象です。
現在の伊藤詩織さんはどんな活動をしているのでしょうか?
あの事件があり、数々のバッシングを受けてきたと思います。
それは、何年たってもやまなかったと言います。
それでも、伊藤詩織さんは「経験を告白することで社会の在り方を変えたい」「レイプ被害前と変わらず夢を追い、笑顔で生きていい」と常に前向きです。
そして、アメリカが発端となった「#Me Too」運動が、日本でも注目されています。
「#Me Too」運動とは、女性の性被害を可視化し団結を促す運動のことです。
そのきっかけを作った人こそ伊藤詩織さんなのです。
伊藤詩織さんの事件とは
伊藤詩織さんが性暴力を受けたと世間を騒がせたことは、記憶に新しいと思います。
では、一体、どんな事件だったのか、今一度振り返ってみましょう。
まず、性暴力の相手となった山口敬之さんとの出会いは何だったのでしょうか。
伊藤詩織さんは将来、ワシントンでジャーナリストの仕事に挑戦したいと野望を持っていました。
そこで、ワシントン支部でTBS記者だった山口敬之さんからアドバイスをいただきたいと思ったのです。
そして、今後の仕事の相談をしたいという名目で、伊藤詩織さんと山口敬之さんは、共通の友人を介して出会いました。
そこから事件へと繋がっていきます。
事件当日。
伊藤詩織さんはアメリカで働くことが内定していました。
伊藤詩織さんはTBSに働き口を求めていましたので、山口敬之さんにまた相談に乗ってもらうと思ったのです。
伊藤詩織さんと山口敬之さんは、1軒目目に居酒屋へ、2軒目にお寿司屋へ行きました。
ですが、伊藤詩織さんはお寿司屋さんで、酩酊状態に。
この時の記憶はありませんでした。
そんな状態の中、山口敬之さんの宿泊しているホテルに連れて行かれたのです。
伊藤詩織さんの意識が戻った時、もう性暴力は起きてしまっていました。
そして、伊藤詩織さんは被害届を提出。
一連の騒動へと発展しました。
警察は伊藤詩織さんの被害届を受けて、山口敬之さんに逮捕状を執行。
しかし、なんらかの圧力があったのか、逮捕が急遽取り消しになってしまったのです。
それでも伊藤詩織さんは諦めませんでした。
そして、今度は「準強姦容疑」で書類送検となりました。
1年後、東京地裁は嫌疑不十分で不起訴処分を判断。
伊藤詩織さんは暴露本を発売するという手を取りました。
ですが、山口敬之さんは名誉棄損として、伊藤詩織さんに損害賠償を請求。
ますます泥沼化していったのです。
長期戦が予想されていたこの事件。
伊藤詩織さんが性暴力を受けてから4年。
伊藤詩織さんは「勝訴」したのです。
損害賠償額は300万円。
長い、長い戦いでした。
伊藤詩織さんプロフィール
伊藤詩織さんは1989年生まれで神奈川県出身ということが分かっています。
学歴は日本の短大を卒業。
その後、ジャーナリストを目指して、アメリカ・ニューヨークの大学に留学。
学費を稼ぐためにベビーシッターとピアノバーでアルバイトに励んでいました。
卒業間近になり、伊藤詩織さんは本格的に報道機関のインターンシップ先を探し始めます。
その時に、事件の相手となった山口敬之さんと出会います。
伊藤詩織さんの詳しいプロフィールは公開されていません。
プライベートは謎に包まれていると言ってもよいでしょう。
まとめ
両者の証言が全く違うこの一連の事件。
伊藤詩織さんが美人であったことから、色々と揶揄もされました。
ですが、一人の女性として性暴力を訴えた姿は、正に、女性の強さの象徴でした。
こういう事件が減っていくことを望みます。
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